天野正道先生作曲「雫」

吹奏楽アカデミーの初年度まとめのコンサート、修了演奏会が近づいて参りました。


今回のコンサートのために客員教授の天野正道先生の作品「雫」をアカデミーの編成に合わせて書き直してくださり、先日の合奏練習に天野先生ご本人に聴いていただきました。


「雫」はもともとフルート8重奏の作品だとかで、確かに冒頭も無伴奏のフルートソロから始まり、作品後半へとつながるカデンツァもフルートとピッコロのみで演奏されています。


指揮をしてくださる下野竜也先生もおっしゃっていましたが、取り上げる作品の作曲者が存命している場合のほうがクラシックでは少ないわけで、こうして作曲者ご自身に演奏を聴いていただき、そして演奏にたいしてアドバイスやコメントをいただけることはとても貴重です。


そして天野先生は、ご自身の作品が素晴らしい音楽家によって、自分自身が想像していなかった素晴らしい発想で演奏してくれることがとても嬉しい、とおっしゃっていました。


ご期待に答えられる演奏をしないと失礼ですね。頑張ります。


ということで、東京音大吹奏楽アカデミー専攻秋学期修了演奏会は12月11日(水)17:30より、東京音大池袋キャンパスにて開催です。どなた様も入場できますので、お気軽にお越しください!

荻原明(おぎわらあきら)

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