秋山紀夫先生のバンドディレクション(東京音大吹奏楽アカデミー)

東京音大吹奏楽アカデミーの「バンド・ディレクション」。毎週様々な角度から吹奏楽について学んでおりますが、ついに真打登場とでも言いましょうか、日本の吹奏楽の礎を作られた秋山紀夫(としお)先生にお越しいただきました。


御年90歳!まったく見えません!


バンドディレクションは2コマ授業なのでおよそ3時間ありますが、お座りになられていたのは写真撮影の時だけだったような気がします。


秋山先生の授業は「日本の吹奏楽150年」。実は日本で吹奏楽が始まって今年でちょうど150年。その年に吹奏楽アカデミーが開講したというわけです。

150年というと、江戸時代から明治に入る頃、外国から西洋文化がたくさん入ってきた時代です。昨年の大河ドラマ「西郷どん」でも軍人が金管楽器を演奏しているシーンがありました。


そうした吹奏楽が日本に入ってきた頃から、現在に至るまでを貴重な音源とともに解説していただき、とても勉強になりました。


歴史は単に当時起きたことを暗記することではなく、その時代の人々が世の中とどのように関わってきたかを知り、ではこれから先、自分はどう歩んでいくのかを考える道標にすることが大切な側面のひとつだと考えます。

秋山先生ありがとうございました!



荻原明(おぎわらあきら)

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