「脱力しなさい」と言われるタイプ

トランペットや音楽のことのみを書いているブログ「ラッパの吹き方:Re」で昨日、「脱力」についての話題を出しました。

脱力に始まる奏法的な指摘を受けた場合、どのように考えて実践していくと良いか解説をしましたが、レッスンや合奏中の指摘は言葉の捉え方でだいぶ変わります。

「注意された」とか、ネガティブな方向性を強く持ちすぎるとあまり楽しくないので、ぜひポジティブに受け取って欲しいのです。


例えば今回の「脱力」の場合、それだけ一生懸命なのです。とても真面目だから、できないことをを実現するため、不足していることを補うために努力をしようとしているわけです。


今回に関しては結果的に、その加えた力によって逆効果になってしまった(力を加える意思はトランペットにおいてアダとなることがとても多い)にすぎず、きちんと理論立てて良いバランスを見つけるために試行錯誤をするのは決して悪いことではありません。


多分、力を加えてしまうタイプの方は、何に対しても一生懸命だし、良くも悪くも根性があると思うので、ではトランペットを演奏する時は、休日とか休憩と同じカテゴリーの「頑張らなくて良い時間」「オフの時間」であると思って楽しく演奏してはいかがでしょうか。


休日のリラックスした雰囲気、休日特有のワクワク感をトランペットの時にも感じてみましょう。それだけで全然違う結果になる可能性が大きいです。




荻原明(おぎわらあきら)

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