吹奏楽コンクール課題曲解説を書いていますが

誰に頼まれたわけでもなく、数年前から吹奏楽コンクールの課題曲解説をネット上に掲載しています。現在は僕のオフィシャルサイト内で開催中。

始めたきっかけは単純で、試しに書いたらブログのアクセス数がすごい増えたからです。


なんだかわかりませんが、僕のブログや記事を読んでくださっている方の割合の多くは大人の方で、吹奏楽部に所属している中高生の方は少ないと思われます(ちゃんと統計取ったわけではありませんが)。


現役吹奏楽部の方が集まるネットのコミュニティって、ちょっと違いますよね。もっとファッション的な感じというか(褒め言葉です)。僕のところは学術研究みたいであまり華がないから(笑)。もうこれはしょうがない。


ですから、吹奏楽コンクール課題曲の解説を毎年書いていれば、存在を知ってくださって、幅広い年齢層の方にご覧いただけるかな、という、そんな思惑が渦巻いているのでございます。


でも、課題曲解説などイマドキ珍しくもなく、検索すれば山のように出てきて、特に動画ではたくさん課題曲ネタがあり、直接的でキャッチーで、いかにも若い人が好みそうな感じがします。

動画...これはどうしても抵抗があって、演奏を公開したい気持ちはあるのですが、その編集やら機材やら、それらのノウハウがなくてよくわからないのです。なんであんなにキレイなサウンドでTwitterとかにアップできるのでしょうか。勉強する時間もないし、編集も時間かかるって言うし...。


ま、そんな感じなので僕は字ばっかり書いているわけですが、課題曲の解説を書いていていつも思うのが「課題曲解説って、絶対自分が演奏する曲しか見ないよなあ...」という点。そもそも課題曲を演奏しない人やもっと言えば吹奏楽ではないトランペット吹きの方はタイトルからして全然興味ないじゃないか、と。

せっかく書いたのにもったいないじゃないか!と悶々としながら書いていたら、今度は作品の解説ではなくなってきまして、もっともっと手前の大枠の部分、作品にとりかかるに当たっての考え方や重要な基礎知識ばかりを書くようになってしまいました。


なので、期待したものと全然違ってすいません。先に言っておきます。

でも、そこに書いた内容は課題曲も当然ですが演奏に携わる人全員が知っておいて欲しいことなので、ぜひともみなさん一度目を通していただければ幸いです。



荻原明(おぎわらあきら)

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