藤重佳久先生のバンドディレクション(東京音大吹奏楽アカデミー専攻)

東京音大の授業は現在も遠隔で行われているために、なかなかブログで紹介するのが難しくてここにもあまり書いていませんが、毎週授業は行われています。

水曜日の合奏授業は指揮の下野竜也先生、小林恵子先生、横山奏先生を中心に様々な楽曲のスコアリーディングをしています。

月曜日のバンドディレクションという授業では「ブログラムノートの書き方」「レコーディングについて」「楽器決めのポイント」など様々な視点から吹奏楽について学んでいて、さらには羽村市教育委員会、羽村第一中学校顧問などをされている玉寄勝治先生に(Zoomに)お越しいただき、現在の教育現場における部活動の状況などについて解説をしていただきました。今度はまた対面の授業にもいらしていただければ嬉しいです。


そして今回、バンドディレクション初のゲスト講師として、精華女子高等学校吹奏楽部顧問を経て現在活水高校の顧問をされている藤重佳久先生に(Zoomに)お越しいただきました。


メディアにも多数出演されていらっしゃるので精華女子や藤重先生の存在は吹奏楽関係者でなくてもご存知の方もいらっしゃるかもしれません。


藤重先生がお持ちの音楽や人へ対する愛情、情熱が溢れ出てくる素晴らしいお話をたくさん聞かせていただきました。昨年もたくさんの吹奏楽指導をされている学校の先生にゲスト講師としてご参加いただきましたが、そのすべてのみなさんに共通する、子どもたちへの愛情の強さ、音楽に対する情熱を再確認させていただいた、そんな時間でした。


吹奏楽アカデミーの学生のみんなも、どうやったら精華女子や活水高校のような吹奏楽部ができるのか、とても関心が強くて多くの質問が飛び交っていましたが、藤重先生の大切にされていることの多くは、例えば礼儀と思いやり、マナーやルール、そうした人間としての基本であり、そして指導者自身が常に学びを持ち、笑顔で生徒全員と接することが大切で、藤重先生のおっしゃる「笑顔は心のビタミン」という言葉がまさにそうだと感銘を受けました。


毎回同じことを思いますが、吹奏楽アカデミーの授業は学生だけでなく僕自身がとても勉強になっています。遠隔授業はもう少し続きますが、この間に得た知識や経験を今後に生かしていけたら、と思います。


藤重先生、ありがとうございました!対面でお会いできる日を楽しみにしております。




荻原明(おぎわらあきら)



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