レッスンには入会前に受けられる「体験レッスン」を用意していることが多いです。
僕が講師をしているプレスト音楽教室も30分の無料体験レッスンがあります。
30分という時間は、はっきり言って一瞬で終わります。何か習うとかヒントともらうとか、そういう時間にはほぼなり得ません。
講師がどんなレッスンをするのか、何を言われるのか未知数なのでレッスンは少なからず緊張します。そもそもレッスンというものを受けることが初めての方が圧倒的に多いですから、「レッスンとは何をする場なのか」を理解することに時間が必要になります。
そんな感じでアワアワしているといつの間にか30分経過してなんだかよくわからないまま教室の説明とか受けて入会するかしないかとか考えなければならなかったりと回転寿司のネタみたいな状態にできるだけならないよう心がけてはおりますが、やはり受講された方の精神状態によるものが大きいので。
そこで、ひとつアドバイス。体験レッスンではこのことだけは必ず確認しておいてください。それは、
『レッスンの具体的な進め方』
です。講師の先生がどんな人柄か、イケメンなのか美人なのかも重要なのかもしれませんが、レッスンがどのように進んでいくのかを絶対に確認しておきましょう。
例えば、最初からレッスンで使用する教本が決まっていて、それに沿って進めていくことしか認めない教室もありますし、レッスン内容の要望を出せる教室もあります。プレスト音楽教室での僕のレッスンは、基本的には生徒さんの要望に合わせて内容を自由に決めることができます。基礎的な内容を希望される場合は、生徒さんのレベルに応じていくつかの基礎練習教材を組み換えて使用しますし、楽団でやっている曲をレッスンすることもあれば、様々なジャンルのソロや二重奏にチャレンジすることもあります。
レッスンの進め方は内容だけではありません。「課題」に対しての講師の考え方も確認しましょう。例えば「課題をこなしてきてくれないと次に進めません」と言い切るタイプの先生は相当頑張ってレッスンからレッスンの間の時間で自主的な練習をしなければなりません。でも仕事や勉強や家庭で毎日忙しく、練習する場所や時間も限られていると、レッスンがストレスに変わっていき、結局長続きしません。
ちなみに僕は課題は出しますが絶対やってくるように!とは絶対に言いません(音大受験生以外)。詳しくは昨日このブログに掲載した記事をご覧ください。
自分の生活リズムとトランペットの練習環境と講師のレッスンに対する考え方のバランスが良いところを探すことで継続的なレッスンが実現します。何と言ってもレッスンというのは続けることが最も大切です。
ということでプレスト音楽教室体験レッスン募集中です。ぜひいらしてください。
荻原明(おぎわらあきら)
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