今年度初の合奏授業(東京音大吹奏楽アカデミー)

東京音大も秋学期(後期)が始まり、やっと対面での授業に切り替わりました。

これまで画面越しでしか会えなかった新1年生も、半年間会えなかった2年生にも会え、みんな元気そうでひとまず安心。

しばらく大学に行かないうちにH館(僕が大学生の頃は金管の練習棟)が取り壊されて付属高校のテニスコートに変わってました。そう、付属高校も護国寺から池袋に引っ越してきましたし、管打楽器の授業も池袋に戻ってきたようで、だいぶ賑やかになってました。昨年度の池袋キャンパスは寂しかったからねえ。


それにしてもこの半年ほど大人数で音を出してハーモニーを作るという今までだったら当たり前にやっていたことが一切できなくなった経験は確かに残念な期間ではありましたが、音が出せること、ハーモニーを作る喜び、みんなと一緒に演奏する楽しさを、これまで以上に強く実感できるきっかけにもなったかな、と思いました。

今年度から始まった「管打アンサンブル」の授業では年度末に控えた発表会の曲探しを兼ねた音出しをしました。


そして同じ日の午後は1,2年生と講師も参加する吹奏楽合奏の授業。昨年度は学生が8名しかいなかったのであたかも講師の中に学生がいるような感じでしたが、2学年になって学生が総勢19名になり、サウンドがだいぶ変わりました。この日は今年度から合奏指導をしていただく指揮の小林恵子先生と横山奏先生にもお会いできました。

コバケイ先生、ツイートお借りしました。


合奏でもやはり奏者同士の間隔を広く取らなければならないことと、今年度から合奏授業で使うJスタジオという場所はとてもよく響くために、どんな音がするバンドなのかイマイチよくわかりませんでした(初見合奏だったし)。これから並び方など試行錯誤していかなければなりませんね。

まあでも、みんなに会えたこと、1年生がやっと楽器が吹けたこと、規制や条件はいろいろあっても少しずつ戻ってきている感じはとても嬉しいです。


帰りには黄色いイケバスにも会えたし。


これからが楽しみです。



荻原明(おぎわらあきら)

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