コロナ禍や何らかの事情でトランペットのブランクが空いてしまった方がスムーズに再開できるように支援する目的で開設しました「トランペットリハビリコース」のレッスンを先日初めて行いました!
ご参加してくださったのは、今年開催したオンライン講習会にリアルタイムでご参加いただいた方でしたので、お顔は何度も拝見していたのですが、直接お会いするのが初めてという、何と言うかオフ会のような雰囲気でした(オフ会って死語?)。
ブランク明けの陥りやすい点は「以前はもっと吹けたのに」という過去との比較が邪魔していたり、逆に「ゼロからもう一度スタートするぞ」という気負いがあると過去の吹き方を否定しがちです。
リハビリコースはこのような心理的な側面の確認と、具体的なセッティングやセッティングルーティンといったフィジカル(肉体的)な面、そして最も重要な音楽的側面の3つのバランスを保ちながらお話を実践で進めてまいります。
リハビリコースは1回コースと2回コースがあり、1回コースは基本程に実践をせずに解説のみ、2回コースは実践的なものを中心に行います。
具体的には「音の出る原理」「マウスピースのセッティング順」「呼吸」「タンギング」そしてこれらを一連の動きとして捉える「セッティングルーティン」までを1回目の目標に、2回参加の場合はそれらをウォームアップなどの実践につなげていきます。
ブランク明けのタイミングでいらしていただくことを主な対象として作ったコースではありますが、他にも、安定したセッティングや音を出すまでのルーティンを確実にしたいとお考えの方、最も基礎的な面を確認したい方にもぜひ受講していただきたいコースです。
トランペットリハビリコースのご参加お待ちしております。
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荻原明(おぎわらあきら)
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