ハイノート

今月15日に開催する東京音大吹奏楽アカデミー専攻の演奏会の練習が着々と進んでおります。


今回の特徴はポップス作品を取り上げた点がひとつ挙げられます。音大でポップス作品をプログラムに折り込んでくることは、器楽科の大学オフィシャルな演奏会では見られないことで(アンコールで演奏する程度)、やはり吹奏楽を研究している専攻ならではだと思います。ポップス作品は吹奏楽部でもたくさん取り上げますし、それに特化したコンテストもあるわけで、将来指導者としても活躍できるスキルを手に入れるためにはこのジャンルは絶対に外せないわけです。


しかしポップスはトランペットにとってハイノートをたくさん要求されるジャンル。上の写真のように結構高い音が多いのです。


こんな時のためにポップス用のマウスピースを用意しておいたわけですが、これが結構良い感じに使えています。AR Resonanceのマウスピースはカップ部分とスロート部分を分けて考えることができるので、カップはあまり小さくなく、スロートで引き締められるように設定したために抵抗感だけが強くなってハイノートを鋭く当てることができています。


そんなポップスも演奏する東京音大吹奏楽アカデミーの秋学期修了演奏会は12月15日開催です。ぜひご来場ください。

荻原明(おぎわらあきら)

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