呼吸のお話をここでも少ししておりますが、個人的なことを言えば「呼吸『法』」と言う言葉が好きではありません。
ちなみに昨日と一昨日の記事はこちらです。
管楽器に限らず、いろいろなジャンルで「〇〇法」という言葉が散見されますが、これ、どう感じますか?
何か特別なことを知っているのではないか、手に入れたら自分の演奏がレベルアップするのではないか、というまるで拳法の「奥儀」でも取得するかのような雰囲気を醸し出しているように感じるのは僕だけでしょうか。
ですので、何となくですが「〇〇法」と名のついた商品って多いように思います。ダイエットとか。
呼吸に話を戻すと、そもそも管楽器に特化した呼吸の仕方などなく、呼吸はどこまで行っても呼吸でしかありません。生命維持活動です。
ですから、生命維持としての行為を逸脱しない範囲で管楽器にも用いることが大切ですから、結果的に人間の呼吸の仕組みを正しく学ぶことで、もうほとんど十分なのです。
僕もレッスンではきちんと呼吸についてお話しますが、それはトランペットのための特殊な呼吸法などではなく、ただ単に人間の呼吸の仕組みの解説でしかありません。
このブログとは別の場所にトランペットや音楽のことばかりを書いている「ラッパの吹き方:Re」というブログと、"note"というサービスで有料ではありますがより詳しく書いているブログがあり、両方で呼吸について詳しい解説をしております。
よろしければぜひご覧ください。
ラッパの吹き方:Re、以下の「呼吸」カテゴリーぜ全ての記事がご覧いただけます。
こちらは"note"です。
荻原明(おぎわらあきら)
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