練習室を美しい空間にしよう音は目に見えませんが、「音を聴いた」という印象は心や記憶に残ります。それは誰か他の人が出した音とは限らず、自分で生み出した音も同じように残ります。ただ、音を出すことに夢中になりすぎていると、その存在を忘れてしまいがちです。よく昔のマンガやアニメで、小説家や漫画家が「ちがう!これじゃない!」とか叫びながら原稿用紙をクチャクチャに丸めてポイっと投げ、それが部屋中に散らばっているシーンがありました。2019.06.29 21:57音楽トランペットレッスン・講習会日記
本当に上達したいなら先日ちょっと思うことがあってツイートしたら、たくさんの方に「いいね」をいただきました。ありがとうございます。これは僕自身が中学生の頃に感じていたことでもあります。当時ピアノを弾くのが大好きで、好きな曲を好きなだけ弾いていましたが、完全に独学でした。そのとき痛感したのが、「弾けるものと弾けないものがある」という点。ようするに自分がまだ持っていないテクニカルなスキルをどうやって習得すれば良いのか、さらに問題だったのは、実際にそのスキルができるようになるとどんな演奏、指のうごきになるのか、という結果がわからないのです。だからいつまで経ってもできないものはできない。「音程感」も同じだと思います。短2度(半音)と長2度(全音)の音程感が声や心...2019.06.28 22:16音楽吹奏楽トランペットレッスン・講習会日記
講師の先生に何でも言ってくださいこちらのツイートの「当然演奏する原理はあります」は間違いで、正しくは「権利はあります」です。すいません。趣味でレッスンを受けている方の中にも吹奏楽やオーケストラに所属している方もいれば、完全に1人で楽しんでいる方もいらっしゃいます。よって、レッスンを受ける目的も様々です。自分も含め、講師はついそのことを忘れてしまいがちで、自分が音大生のときに受けてきたレッスンこそがレッスンである、と、本気のレッスンを始めてしまう。もちろんそういうものを期待されている生徒さんも大勢いらっしゃいます。しかし、そうでない方もいらっしゃるのだ、ということを忘れないようにしたいのです。最近運動不足だから体を動かしたいな、と思ってジムに言ったら「1年後はホノル...2019.06.27 22:02音楽トランペットレッスン・講習会日記
東京音大 金管ソロ・室内楽演奏会東京音大は今年111周年。私立の音楽大学で最も古い学校です。ちなみに僕が学生として在籍していたとき90周年!と盛り上がっていたので、そうか、あれから21年も経ったのか。そりゃ代官山に家(キャンパス)が経つわけです(意味不明)。そして6月にはその記念演奏会シリーズが中目黒・代官山キャンパスにて行われています。すでに弦楽器、打楽器の演奏会が行われ、6月23日に金管楽器の演奏会でした。大学1年生の授業はすべて池袋キャンパスで行っているため、今年度開講した吹奏楽アカデミーももちろん池袋キャンパス。なので、代官山キャンパスには事務手続きに来た以来です。演奏会はマルセル・ケンツビッチ作曲のトランペット専攻生15名による「祝典ファンファーレ」から...2019.06.26 22:24音楽トランペット東京音大日記
中橋先生のバンドディレクション授業東京音大吹奏楽アカデミーには毎週月曜に「バンド・ディレクション」という授業があります。今回は急遽内容が変更になりまして、准教授の中橋愛生先生が担当してくださいました。中橋さんといえば吹奏楽の世界では特に有名な作曲家のひとり。多分「科戸の鵲巣(しなとのじゃくそう)」で知った、という方が多いかもしれません。NHK-FMの「吹奏楽のひびき」のパーソナリティも務めていらっしゃいますので毎週聴いてる!という方も多いことでしょう。このバンドディレクションという授業、みっちり3時間あるのですが、あっという間に終わってしまった感じがあります。前半は現在の中橋先生ができるまで。生い立ちから現在の様々なお仕事をするきっかけになったお話を聞かせていただき...2019.06.25 22:16音楽吹奏楽東京音大日記
楽器別指導法(クラリネット)毎週月曜日は東京音大の楽器別指導法という授業があり、吹奏楽アカデミーの講師が順番に専門の楽器について講義をしています。昨日までの3週にわたり、クラリネットについてたくさん勉強しました。講師は東京佼成ウインドオーケストラの原浩介先生と、シエナウインドオーケストラの近藤薫先生という日本を代表する吹奏楽団の奏者という豪華さ。2019.06.24 21:56音楽吹奏楽東京音大日記
ホールの舞台コンサートホールは客席にも舞台にもいることが多いですが、舞台袖にいるとホールの天井には無数の照明やバトンが吊るされているのがわかります。とても独特なものですよね。様々な設計のホールがありますが、公民館のように多目的なホールは、コンサートの時にだけ反響板を用意するので、設置作業を見ることができます。巨大なライト付き反響板がゆっくりゆっくり設置されている様子はとても興味深いのですが、あれはいったいどれほどの重さがあり、それをどうやって支え続けられているのだろうと考えるとちょっと怖い。巨大なシャンデリアを見ていて、なぜあれが落ちないでいられるのだろうと考えてしまうタチなのでホールは特にそう感じてしまいます。舞台袖にはたくさんの機材や道具が...2019.06.23 22:00音楽吹奏楽
奏法で悩むの、もったいない原理というのはとても単純であることが多いです。いろいろな人がいろいろな経験をして、「良い」と思ったものを口にする。伝える。同じことをさせる。しかしその「良い」が他の人にとっても同様の「良い」である可能性は低く、場合によっては「悪い」と受け取ることも考えられます。こうしてひとつの行為について「良い」「悪い」が混濁し、正解が何なのかがわからなくなる。トランペットのレッスンをしていて、混乱してしまっている人が非常に多いのは、この不確実な情報量の多さにあります。有名な奏者がこう言っていた、上手な人はこうしていると聞いた、レッスンでは先生に「こうすることが正解だ」と言わんばかりのアドバイスを受けた。しかしそれが自分には「良い」とは思えない。こ...2019.06.21 21:55音楽トランペットレッスン・講習会日記
スウェアリンジェンという作曲家(出典:https://matome.naver.jp/odai/2144041773424489301/2144042532233003303)スウェアリンジェン、という作曲家を今の若い方はどれくらいご存知なのでしょうか。ある一定の世代(現在40代±10歳くらい?)の吹奏楽経験者は一度は演奏したことが必ずある作曲家ですよね。作曲家の高橋宏樹氏がTwitterでこう書かれていたのでいろいろと思い出しました。2019.06.20 21:58音楽吹奏楽トランペット
4,000ポイントの使い道家庭内のお金の流れを一律化しようと妻と相談してルールを決め、いろいろ手続きをした話を昨日このブログに書きました。携帯利用料の引き落とし先口座を変更しようとしたら、名義の違う口座へ引き落とすためには店頭へ行かなければならないことがわかったので、仕方なくソフトバンクショップへ。お店は音楽教室のある茗荷谷駅前にあるので行くこと自体は面倒ではないのですが、本当はネット上で済ませてしまいたい。というのも、経験あると思いますが携帯屋さんって目的の手続きだけで終わらないじゃないですか。「ご家庭のインターネット回線ウンヌン」とか「家族割ウンヌン」とか。あれがとても面倒なのです。案の定、手続きが終わったら「もう少しよろしいですか?」と。始まった!何の...2019.06.19 22:00日記
振替口座を変更するだけの簡単な手続き結婚して6年目です。結婚して決めておかなければならないことのひとつに「お金」についてがあります。いろんな家庭があって、妻が夫の給料を預かり、そこから毎月お小遣いをあげるとか。最近では、完全にバラバラ、なんてこともあるようです。じゃあ我が家はどうしましょうか、と考え、話題にはなったけど日々の忙しさにかこつけてダラダラとテキトーな感じで、自分の税金やら何やらは自分の口座から引き落とされ続け、結局一人暮らしだったときのまま続いていることがとても多かったのです。これはまずい何とかしなければ。良い方法はないかとネットを探していたら、とても腑に落ちる方法を発見しました。2019.06.18 22:46日記