講師をしているプレスト音楽教室では30分の無料体験レッスンを随時募集しています。
どのようなレッスンをするかは講師の先生によっても、生徒さんのレベルや状況によっても当然違ってくると思いますが、僕が優先しているのは、生徒さんが最も知りたいことです。そういったものが特にない場合や初めてトランペットに触れた方には音の出し方の仕組みと方法、そして実際にチャレンジしてもらう流れが基本です。
レッスンをする側になって久しいのですが、思い起こせばレッスンを受けるというのはとても緊張するものです。僕は高校生の時から音大卒業までずっと同じ先生に習っていましたが、音大の3年、4年生になってもレッスンは毎回緊張していました。
体験レッスンの場合、知らない環境で知らない講師の前で、自分の今できる演奏を披露しちゃうわけですから、緊張に追い打ちをかけられるのは当然です。
講師としてはそれをしっかりと理解していることが非常に大切だと考えます。
しかし、体験レッスンの最大の目的は、どんな雰囲気でどんな内容のレッスンをするのか知ってもらうこと、講師がどんな人柄で、どんな声で、どんな喋り方をするのか知ってもらうことなので、レッスンにいらした方の演奏レベルを酷評したり、突然の厳しいレッスンが始まるなんてこと、するはずがありません。少なくとも僕はしません。
もちろん素晴らしいところは素晴らしいと伝えますし、時間の許す限り深い内容も話します。そのあたりは通常のレッスンと同じで、僕はレッスンでより良くなることを目的としているので、「ここがダメ」みたいな悪いところをクローズアップすることは絶対にしません。
今のこの状況下ではレッスンが緊張する、ということだけでなく、対面レッスンというが健康面で安全なのか気にされる方もいらっしゃると思います。
この記事のトップ写真がトランペットクラスがメインで使っているスタジオです。可能な限り大きいスタジオでレッスンをすることで演奏のしやすさももちろんですが、常時2mほどは距離が取るようにしています。今は迂闊に接近することも避けるよう心がけています。
他にも教室内の換気や除菌についても積極的に行っていますし、万が一小さなスタジオで実施することになっても部屋を二分割するビニールカーテンがあります。
現在、コロナの影響でトランペットが思うように吹けない環境になり、こんな状況でトランペットレッスンを受けても仕方がないと思う方もいらっしゃるかもしれません。
もちろんレッスンは日々の練習による積み重ねが大切かもしれませんが、そんなに肩肘張る必要はないと僕は考えます。吹奏楽部などでトランペットを始めた方の多くは「練習は毎日するもの」「休むと下手になる」と洗脳されて育ってきました。しかし、趣味でトランペットを演奏することは、そんなに一生懸命すぎる必要はないのです。
そもそも、人間はそんな簡単に一度体で覚えたことを忘れません。一年ぶりに自転車に乗っても運転できることを考えればわかりますよね。
それに、僕は時間や環境が手に入らなくて、レッスンからレッスンの間の期間に全然楽器に触れていなかった、という状況で怒ったりしません。そんなのは当然だからです。もちろん、時間があれば積極的に練習はしてほしいですし、一応課題は出します。でもそれは「次のレッスンでやるもの」という意味もありますので、もし全然練習ができなくても、それで良いのです。そうだったら「初見でこの楽譜を演奏する際にどのような流れで、考えで実践すると良いか」の方法にシフトチェンジするだけのことです。
僕のレッスンに対するコンセプトは、トランペットを吹くことが楽しいと感じられること、上手になるきっかけをレッスンで得て、ますます演奏したいと感じられる意欲を持ってもらうことです。
ということで、トランペットの体験レッスンは随時募集しております。
趣味でトランペットを演奏されている方、一度も演奏したことない方、音大や音高受験を考えている方、皆さんに合わせたレッスンをいたしますので、ぜひ一度教室へいらしてください。
詳しくは、プレスト音楽教室オフィシャルページをご覧ください。サイトから24時間体験レッスンのお申し込みが可能です。
荻原明(おぎわらあきら)
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